※ 医者パロです。
※ だから続き番号に今からでも変えろよ。
※ って言う突っ込みは無しの方向でお願いしますwww
※ ちょっとお遊びでユリ⇒ルド⇔ラル(TOX2)入れてますので、苦手な人は雰囲気を上手く避けてお読みください。
※ やっぱりこのシリーズは他テイルズと関わってるから面白いと思うんだ。
※ でも日常が見たいって言うので、V色を強くしてます。
※ OKな人はどうぞ(^◇^)



白衣の騎士 日常





「んっ、…ぁっ、も、ふれ…」
「うん?もう、なに?ユーリ…」

身体が震える。
ベットの上でもう、何時間もオレはこうして揺さ振られ、正直体力の限界に来ていた。
だって、もう、10回以上達していて、出る物も何も無いのに、フレンのは未だにしっかりと硬さを保っているし、がつがつとオレを喰い尽そうとしてる。

「も、でな、でなぃ、ぁ」
「…うん。もう、ここ、ぐちゃぐちゃ、だもんね。でも、ごめん。もう、一回だけ」

こいつ、さっきも同じ事言ってたしっ!!
なのに動きは止まる事なく、オレはそのまま落ちる事のない絶頂に導かれて、達した。
中にフレンが吐き出した感覚が広がった。
自分では無い他の人間が引き出す快楽にオレは必死に自我を保とうとするといらない体力を使ってしまい、体力は0に近く呼吸もままならない。
って言うか、オレは思う。

「お前、マジ、ありえねぇ」
「え?何が?」
「何が?じゃねぇよ。っつか、とにかく、抜け。いいから抜け。とっとと抜け」
「……ユーリ。もう一回」
「しねぇっ!オレは明日も仕事なのっ!お前は休みでもオレは仕事なのっ!!」

ぎらりと睨みつけると、フレンはしぶしぶ腰を引いた。
何でしぶしぶなんだよっ!
やっと腹の中の圧迫感が消えてほっとする。

「そんなに嫌がらなくてもいいのに。ユーリだって気持ちいいのは好きだろう?」
「そういう問題じゃねぇんだよっ。ってか回数の問題だ。普通は二、三回で充分だろ」
「えっ!?そんなの全然足りないよっ」
「お前はそうでもオレは足りるっ!!大体何で何時もオレが受け身なんだっ!」
「運命だよっ!!」
「無駄にきりっとしてるんじゃねぇっ!」

叫ぶ度に腰に鈍い痛みが走り、疲れきったオレはベットへと突っ伏した。
駄目だ。
少し眠らないと体力の回復とか全然できねぇ…。
瞼も重くなってきてウトウトと眠気が訪れてきかけた、その時。
フレンが何か思い出したのか、『あっ』と小さい声を上げて、ベットを降りて机の上を漁っていた。
すると手に何枚か書類を持ってオレの方へと戻って来た。

「ねぇ、ユーリ。この薬品なんだけど」
「んぁ?」

仕事の話となると、眠いと言っている訳にはいかない。
のそのそと重たい体を起こし、フレンの持っている書類を覗きこんだ。
えーっと、なになに?
新薬の御案内。
効果は、病の進行速度を遅らせる、か。
他にも色々載ってんな。
会社は何処だ?
クルスニク製薬?
あー…ユリウスのやってる会社か。
なら大丈夫だと思うが…。

「どう思う?」
「ユリウスの所のだろ?大丈夫じゃね?」
「僕もそう思うんだけど、ここの成分見て」

そう言いつつフレンが指さした場所は、成分表記の所。
ん?ちょっと待てよ?
この成分だと…。

「こりゃ副作用が出るな」
「うん。肌が黒く焼けてしまう可能性がある」
「…だな。けど、これも使用する量で調整出来るだろ。だからユリウスもOK出したんだろうし」
「それはそうなんだけど。流石に僕がいる病院では…」
「あー…まぁ、確かにな。こう言う時名前がでかいと苦労するよな。変なうわさが立つと面倒だし。分かった。今度オレが話してみる。丁度近い内にユリウスとルドガーがオレのトコくる予定だしな」
「そうしてくれると助かる。詳しい所を聞いたら詳細を教えてくれ」
「へいへい。ふぁ〜ぁ…」

本格的に眠くなって来た。
ってか、もう寝てもいいよな。
今度こそ枕に頭を突っ込み、眠りの世界へ旅立とうとするが。
……ん?
フレンがもそもそと毛布を捲り、オレの横に滑り込んで来た。
…のは良いとして。

「……おい。フレン…?」
「ん?」
「ん?じゃねぇよ。何だ、その手は」

腰のあたりをやたらとヤラシイ手つきで撫でまわされる。

「こんだけ元気があるなら、もう一回くらい、いいかな?って」

えへっ。
何が『えへっ』だっ!!
怒鳴りながら必死に抵抗を試みるも、一向に体力が減らないフレンに歯向う事は不可能って事をオレは身にしみている。
無駄と知りながら抵抗して、まぁ、案の定翌日は立つ事が出来ず、オレの職場にフレンが代わりに出勤すると言う、よく分からない状況になるのだった。
とは言え、毎月一回は必ずこう言う状況になるから、オレの職場の人間はもう慣れっこなんだろうが…。
一日。
オレは体を癒すのに専念し、翌日仕事へと向かうと。
診察室は綺麗に片付いていた。
フレンが来ると毎回こうである。
どうにもオレのする生理整頓が許せないらしく、こうしてフレンがオレの代わりに仕事をしてくれた後は綺麗に片付き…綺麗に片付いて…。

「毎回毎回、何処に何があるかわかんねーっ!!」

必要な書類は、どこだ…?
その書類を探し、カルテを探して、更にノートパソコンの中を元に戻して…。
早く出勤した一時間は全てそれに消費される。
何とか元に戻ってほっとした時には仕事が開始される。
今日は診察の予約はそんなに多くない。
しかもこの時期風邪を引く人もそんなに多くなく、今日は少しはのんびりだろうと考え、少し診察の時間を長くする。
昼休憩に入った時。
ジュディ達は外に昼を食べに行き、オレは弁当を持って来ていたからそれを食べようと立ち上がった、その時。

「ユーリ、いるか?」

軽いノックと共にすっとドアを開け入って来たのは、ユリウスだった。

「おう。ユリウスか。どうした?今日来る予定じゃ無かったよな?」
「あぁ。すまない。ちょっと相談したい事があって」
「相談?お前がオレに?」

聞き返すと神妙な顔つきでコクリと頷いた。
まぁ、珍しい事だが断る必要も無いだろう。
オレは椅子を促し、茶を差し出した。
まるで診察してるみたいだが、まぁ、仕方ない。
診察室だし。
茶を出したんだから少しはその感じを回避できているだろうと思う。
ユリウスはオレに出された茶を一口飲み、深刻そうな顔をしてその湯呑みを見つめていた。
まずかったか?
ちょっと不安に思いジッと見ていると、意を決したように顔を勢いよく上げて口を開いた。

「ユーリ」
「ん?」
「大変なんだ」
「何が大変なんだ?」
「ルドガーが…」
「ルドガーってお前の溺愛してる弟だよな」
「あぁ。そのルドガーが…」
「なんだよ。勿体ぶってねぇで言えって」
「結婚すると言って来たんだっ!!」

………。
……………。
…………………はい?

「う、あー…ちょっと待て。ユリウス。ルドガー今何歳だったっけ?」
「今年で20歳になる」
「だよなぁ。立派に成人してるじゃねぇか。結婚するったって別に」
「何を言うんだっ、ユーリっ!!ユリウスはまだまだ子供だっ!!……くぅっ」

あー……正直に言えばめんどくさい。
正直に言わなくてもめんどくさい。
っつーか、めんどくさいっ!
はぁっと溜息をついてしまう。

「ユーリ、俺はどうしたらいいんだっ!?」

…祝福してやれよ。

「まだ、まだ二十歳なんだぞっ!?それなのに、結婚…早いっ!早すぎるっ!!」

いやいや、全然早くねぇだろ。

「やっぱり…最悪…殺るしか…」
「ちょっと待て、待てっ!落ち着けっ!それは駄目だっ!」
「大丈夫だ。ユーリに迷惑はかけない。ただ、この世界を破壊するだけで」
「充分迷惑だっつの。むしろ破壊されたらオレ達生きてねぇしっ!滅茶苦茶巻き込まれてんじゃねぇかっ!」

流石に全力で止めると、じゃあどうしたらいいんだっ!?と涙目で訴えられて、オレは一瞬止まってしまった。
な、何て言ったらいいんだ…?
必死にどうにか追い返せないかと思考を動かしていると、ぶち破らん勢いでドアが開いた。

「その気持ち、良く分かりますよっ!!ユリウスさんっ!!」
「…フレン?」
「っつーか…オレの病院…」

オレの突っ込みはまるで無視して、フレンがユリウスに歩み寄る。

「ずっと、ずーっと育ててきた大事な人が取られそうになる。その気持ち良く分かりますっ」
「フレン…分かってくれるか」
「勿論ですっ!!ルドガー君がいなくならないように、僕も協力しますよっ!」
「おぉっ!何か良い手があるのかっ!?」
「はいっ!!」
「お、教えてくれっ!!」
「任せて下さいっ!!ここではユーリの仕事の邪魔になってしまいますから、僕の部屋で伝授しますよ」
「あ、あぁ、そうだなっ。ユーリ、邪魔したな」
「じゃあね、ユーリ。腰、気をつけてね」

…嵐の様に現れて、嵐の様に去って行った。
呆然と二人を見送っていると、がちゃりと今度は静かにドアが開いた。
ひょこっと顔を覗かせたのはレイヴンで。

「ねぇ、青年?」
「……あ?」
「今そこでユリウスちゃんとフレンちゃんとすれ違ったんだけど」

………。

「何か、ルドガー君を手放さずに済むには既成事実を…とか、物騒な事を話してたけど。あれ、平気なん?」
「っ!?」

オレが直ぐ様携帯電話を手に取ったのは、当然と言うか何と言うか…。
事の概要を伝えはしたけれど、信じるかどうかはルドガー次第だが。

「…毎日毎日、大変ね」

兎に角、おっさんの労いが以外にジ〜ンときたのは、仕方のない事だった。

数日後。

ルドガーからメールが来た。
タイトルは…『兄さんが御乱心』
…ルドガーには悪いが、暫くそのメールは見ない事にしようとオレは静かに携帯を机の上に置いた。





アトガキ的なモノ。


マメ様のリクエストでした(^◇^)
白衣の騎士の日常を覗いてみたいとのことでしたので、日常ですwwwww
大分騒がしいですが、これが彼らの日常ですwww
静かな日なんてありません。
常にみんなに追われてます。
むしろユーリが一人被害者ですwww
でもエロ有とのご要望ですので入れてみました。
いかがでしたでしょうか?
因みにこの後、ルドガーはユリウスに美味しく……さて、どうでしょう?www
御想像にお任せしますwww
それではリクエスト有難うございました(>_<)ノ